古い住まいづくりが未だに行われている 仙台不動産情報ライブラリーcolumn347

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

古い住まいづくりが未だに行われている

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


宮城で東京オリンピック2020マラソン競技を観たい


オリンピックの花と言えばマラソンです

 

が、ここへ来てマラソン競技が東京から

 

札幌へと開催地が変更という話には驚か

 

されました。

 

 

どうせなら東北・みやぎ復興マラソンの

 

コースを利用して宮城県で開催して欲し

 

いものです。

 

 

 

前回の東京オリンピックは昭和39年に

 

開催されていますが、私は前年に誕生し

 

たばかりだったのでまったく記憶にあり

 

ません。

 

 

私が生まれた当時の日本、東京オリンピ

 

ックが開催された頃の日本の状況につ

 

いては、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」

 

にて何となくイメージがつきますが、

 

その頃と、来年の東京オリンピック2020

 

とでは日本の置かれている状況は大きく

 

違います。

 

 

しかし、毎年全国各地にて自然災害によ

 

る被害が拡大している状況にある中で、

 

東日本大震災の被災地である宮城県にて

 

オリンピックのマラソン競技が行われた

 

ら多くの人に勇気と希望が生まれるので

 

はないかと思うのです。


家が足りない、土地が足りないために


東京オリンピックから間もない昭和41

 

年に「住宅建設計画法」という法律が施

 

行されました。

 

 

戦後からの復興に伴い著しい住宅難が続

 

いていました。「一世帯一住宅」を目標

 

「建設五箇年計画」が立てられ住宅政

 

策が進んで行きました。

 

 

「建設五箇年計画」は、そこから平成17

 

年までの第8次まで継続されて戦後の住

 

宅難の解消、高度経済成長による量の

 

確保から質の向上へという施策が繰り広

 

げられていったのです。

 

 

その後の社会経済情勢の著しい変化によ

 

り、少子高齢化と人口・世帯減少局面に

 

入り、住宅ストックの量が充足したこと

 

で、平成18年に「住生活基本法」が制

 

定され住宅を増やすことに重きをおいた

 

「住宅建設計画法」が廃止されました。


早い安い住宅から、良質な住宅へ


「住生活基本法」は、

 

・安全・安心で良質な住宅ストック・居住環境の形成

・住宅の取引の適正化、流通の円滑化のための住宅

・住宅困窮者に対する住宅セーフティネットの構築

 

という『量』から『質』への大きな住宅

 

政策の転換です。

 

 

「住生活基本法」の施行により、「住生活

 

基本計画」が策定され10年が過ぎ、現

 

在は平成28年度に閣議決定された、

 

新たな「住生活基本計画(全国計画)」

 

(平成28年度~平成37年度)により、

 

住宅政策が推進されています。

 

 

そのポイントをまとめたのが次の図で

 

す。

 

少子高齢化・人口減少社会を正面から受

 

け止めた新たな住宅政策の方向性の提示

 

となっています。

 

 

【ポイント1】

若年・子育て世帯や高齢者が安心して暮

らすことができる住生活の実現を目指す。

・「若年・子育て世帯」と「高齢者」の

住生活に関する目標を初めて設定

・ひとり親・多子世帯等の子育て世帯や

高齢者等を対象に民間賃貸住宅を活用し

た住宅セーフティネット機能の強化策を

検討

 

【ポイント2】

既存住宅の流通と空き家の利活用を促進

し、住宅ストック活用型市場への転換を

加速 

・マンションの建替え等の件数として、

昭和50年からの累計を約500件とす

る成果指標を設定(過去の4倍のペース

となる数値)

・ 「空き家」に関する目標を初めて設

定。「その他空き家」数を400万戸程

度に抑制(新たな施策を講じない場合と

比べて約100万戸抑制する数値)

 

【ポイント3】

住生活を支え、強い経済を実現する担い

手としての住生活産業を活性化

・「産業」に関する目標を初めて設定。

住宅ストックビジネスを活性化し、既存

住宅流通・リフォームの市場規模を倍増

し、20兆円市場にすることを目指す。

 

 

このような「住生活基本計画」は、住ま

 

いを購入される住宅取得者にとって直接

 

影響を及ぼすものなのですが、実際には

 

この住生活基本計画をご存じない方が意

 

外に多いのです。 

 

 

また、ご存知でも具体的にどのように影

 

響を及ぼすのかまで理解することは、

 

ちょっと面倒な印象になってしまいま

 

す。

 

 

住まいづくりの担い手となる住宅業者等

 

も実はあまり詳しく把握しているとは言

 

えません。

 

 

「お客に頼まれたように家を造ればいい

 

んだろ!」

 

みたいな対応をしている業者も未だに存

 

在しています。

 

 

そのノリには、平成17年までの住宅を

 

増やせという国策で培ってきた経験と勘

 

にて「早い安い住宅」を造ることが是と

 

されています。

 

 

長く快適に住まう

 

安全に生活できる

 

自然災害に強い防災・減災な住宅

 

などのように生活者から求められる住ま

 

いは良質な住宅であるはずなのにです。

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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