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合格率22.8%は低いか?高いか? 仙台不動産情報ライブラリーcolumn302

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

合格率22.8%は低いか?高いか?

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


独占業務としての建築士


建築士でなければ行ってはならない業務

 

が建築士法により定められています。

 

 

建築士には一級建築士、二級建築士、

 

木造建築士の3種類あります。

 

 

建築士法第三条に

 

・一級建築士でなければできない設計

又は工事監理

・一級建築士又は二級建築士でなければ

できない設計又は工事監理

・一級建築士、二級建築士又は木造建築士

でなければできない設計又は工事監理

 

それぞれの建築士の独占業務が定められ

 

ているのです。

 

 

木造の戸建住宅の場合には、木造建築士

 

でも大丈夫な場合が多いのですが、

 

大手ハウスメーカーやビルダーの場合に

 

は多くが一級建築士が担っています。


一級建築士学科試験の合格者


この9月10日に令和元年一級建築士

 

学科試験の合格者が発表されました。

 

 

実受験者数 25,132人(25,878人)

合格者数 5,729人(4,742人)

合格率 22.8%(18.3%)

 

 

カッコ内は平成30年度の結果です。

 

 

平成30年度よりも合格者数が多く

 

なっています。

 

 

合格者の職域別が次の図です。

設計事務所や建設業に所属している人

 

が多数を占めており、プレハブ住宅会社

 

は8.0%です。

 

 

年齢別では

40歳未満で8割を占めています。

 

 

男女別では

(図はいずれも国土交通省公表資料より引用)

男性が75.0%であり、まだまだ女性が

 

活躍できる環境にないようです。

 

 

学科試験の後は、設計製図試験であり、

 

これに合格しないと一級建築士になること

 

が出来ません。試験日は10月13日です。

 

 

1年に1回のチャンスであり、一級建築士

 

になるために数年間費やす人が珍しくあり

 

ません。

 

 

また、試験の難易度から二級建築士のまま

 

で留まってしまうことも少なくありません。

 

 

木造の戸建住宅であれば、二級建築士でも

 

十分に対応できますが、住宅の性能等が

 

求められる時代へと移っているので、

 

一級建築士レベルの対応力が必要かと

 

思います。

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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