耐震診断でわかることと耐震補強の考え方 その10 仙台不動産情報ライブラリーcolumn280

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スイコーの澤口です。

 

本日は前号からの続き

耐震診断でわかることと耐震補強の考え方 その10

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


屋根を軽くする


次は日本木造住宅耐震補強事業者協同組合

 

(通称:木耐協)がリリースした

 

「耐震診断結果報告書の解説書」

 

 

「耐震補強の考え方」より

 

「屋根を軽くする」

 

についてです。

(木耐協「耐震診断でわかることと耐震補強の考え方」より引用)

「瓦などの重い屋根は地震に弱いですよ~」

 

 

みたいなことを言う業者がいるので、重い

 

屋根はダメという誤解を生んでいますが、

 

決してそのようなことはありません。

 

 

建物は重量が重いほど、支える壁(必要体

 

力)が多く求められるのであって、設計上

 

でしっかり検討されていれば問題ないの

 

です。

 

 

しかし、十分な検討をせずに設計してし

 

まった建物の場合には、支える壁等が少な

 

い傾向にあるので、そのような住宅は対策

 

として屋根を軽くすることが耐震性を高め

 

ることになるのです。

 

 

屋根の葺き替えは、大がかりな工事になり

 

ますが、建物本体の柱や壁全体を耐震改修

 

するよりは日常生活への支障は少なく済み

 

ます。

 

 

また、瓦屋根を金属屋根に葺き替えると

 

屋根が軽くなるというメリットがありま

 

すが、雨音等が伝わりやすくなるという

 

デメリットがあります。


プラスα 制震ダンパー


2016年熊本地震以降、高く注目されるよう

 

になったのが制震ダンパーです。

 

 

特殊減衰ゴムが伸び縮みすることにより、

 

地震による揺れを吸収します。

 

 

建物の揺れが軽減されるので、地震時の

 

心理負担も軽減される効果を見込めます。

 

 

ただし、これは人それぞれの地震に対する

 

感覚の差が違うので保証される内容では

 

ありません。

 

 

制震住宅は、耐震性能に制震性能を加え

 

るパターンが一般的です。新築だけでな

 

くリフォームでも設置できます。

 

 

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