耐震診断でわかることと耐震補強の考え方 その9 仙台不動産情報ライブラリーcolumn279

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スイコーの澤口です。

 

本日は前号からの続き

耐震診断でわかることと耐震補強の考え方 その9

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


建物の一体性を確保する


次は日本木造住宅耐震補強事業者協同組合

 

(通称:木耐協)がリリースした

 

「耐震診断結果報告書の解説書」

 

 

「耐震補強の考え方」より

 

「建物の一体性を確保する」

 

についてです。

(木耐協「耐震診断でわかることと耐震補強の考え方」より引用)

「直下率」という専門用語があります。

 

 

熊本地震が発生した後の2017年1月25日に

 

放送されたNHK番組「あさイチ」にて

 

住宅の耐震性について特集が組まれていま

 

した。

 

 

 

 

そこで住宅の「直下率」についても取り上げ

 

られて、耳慣れぬ専門用語が一般生活者に

 

情報伝達されたのです。

 

 

「直下率」は、建物の上下階の壁と柱の位置

 

によって変わります。上下階が一致していれ

 

ばいるほど安全性が高くなる傾向にありま

 

す。

 

 

これは常時かかっている荷重(建物その物の

 

重さや家具や物の重さなど)や地震時に生じ

 

る力を円滑に基礎まで伝わることが必要だか

 

らです。

 

 

リビングを広げるリフォームなどは、直下率

 

を悪くすることになりかねません。そのよう

 

な場合には、きちんと構造計算した上で補強

 

が必要になります。

 

 

業者が、大工さんの経験と勘で大丈夫などと

 

言うのはとても危険なことです。根拠をきち

 

んと示してもらうことをおすすめします。


外壁のひび割れや腐朽・蟻害等の劣化を直す


次は先の図のNo.5「外壁のひび割れや腐

 

朽・蟻害等の劣化を直す」です。

 

 

建物に雨水の浸入があると、土台や柱などの

 

構造材が腐朽したり、シロアリ被害が生じた

 

りする傾向が高くなります。

 

 

耐震診断時にしっかりと調査する必要があり

 

ます。また、定期的に点検調査を行うことが

 

求められます。

 

 

次回へ続きます。

 

 

 

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