リフォームにおける相見積の方法 仙台不動産情報ライブラリーcolumn267

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

リフォームにおける相見積の方法

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


リフォーム提案は仙台市内の複数の業者から


次の図は

 

(一社)住宅リフォーム推進協議会並びに国

 

土交通省住宅局によって消費者向けに毎年

 

発行されている

 

「住宅リフォームガイドブック」  

 

の令和元年版より引用したものです。

「リフォーム提案は複数の業者から取ると

安心!」

 

 

という見出しにて説明書きがあります。

 

 

一般的にリフォーム工事は

 

「相見積をした方がいい」

 

と言われていますが、

 

消費者はどのように相見積をするのかまで

 

把握しないまま複数のリフォーム業者に相見

 

積をしてしまう傾向あります。

 

 

とにかく安い業者を選びたいということで

 

あれば、それでも問題がないのかも知れま

 

せん。

 

 

しかし、きちんとしたリフォーム工事をし

 

たいということであれば、相見積の方法を

 

把握した上で行うことがおすすめです。

 

 

というのは、私は住宅ひと筋にて32年余り

 

仕事をしており、そして資格においても一級

 

建築士・一級建築施工管理技士など住宅に関

 

する専門資格を複数取得しているものの、

 

同業他者の見積書を見ただけでは妥当性の

 

判断をつけれないのです。

 

 

能力がないからだと言われてしまえば、

 

それまでになりますが、

 

例えば、お客様より間仕切り壁を撤去

 

してリビングを広くしたいという要望が

 

あった場合に、

 

業者担当者の経験と勘

 

もしくは大工職人の経験と勘で

 

間仕切り壁を撤去できるみたいな判断を

 

する業者もあれば、

 

構造計算や架構設計を行って検討する

 

業者もあります。

 

 

長年培ってきた経験と勘も貴重なもので

 

はありますが、勘はあくまでも勘でしか

 

なく、具体的な根拠をもとに設計した

 

上で積算を行った見積の方が適切では

 

ないかと考えるのです。

 

 

経験と勘で判断し、間仕切り壁を撤去して

 

広々としデザイン性に優れたリビングに

 

生まれ変わったとしても

 

いざ大規模地震が発生した際に

 

家が倒壊してしまったのでは

 

取り返しのつかないことになってしまう

 

のではないでしょうか。

 

 

古い住宅は、大概が現行法において

 

既存不適格建築物になっている傾向にあ

 

ります。

 

 

それをリフォーム工事を行って更に

 

違法建築物化させてしまうのは、それが

 

「経験と勘で大丈夫ですから」

 

でいいのでしょうか。

 

 

このような違いを見積書だけから判別する

 

ことは、かなり無理があると思います。

 

 

 

先の資料によると

 

「見積り時には、対象住宅のインスペクショ

 

ン(建物状況調査)をしてもらいましょう。」

 

とあります。

 

 

建物状況調査は国が定める建物状況調査技術

 

者によって実施されるものです。

 

 

費用はかかることになりますが、何のための

 

リフォーム工事なのかにはよると思います

 

が、失敗したと後悔しないためにも適切な

 

方法にて複数の業者から相見積りを取ること

 

がおすすめです。

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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