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傾かない家がベストではないかも 仙台不動産情報ライブラリーcolumn226

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

傾かない家がベストではないかも

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


家を建てる前に必要な調査


戸建住宅を新築する際に行う地盤調査。

 

一般的に行われている調査方法が、

 

スウェーデン式サウンディング試験

その結果によって地盤改良が必要と判定され

 

た際に、表層改良工法、柱状改良工法、鋼管

 

杭工法などが行われます。


自然災害により被害を受ける家


先の地盤調査や地盤改良は2階建て程度の

 

住宅を建築するために行うものであり、

 

ビル建築物のような建築工事の場合とは

 

レベルが違います。

 

 

建築後に家が著しく傾いたりしないように

 

しているものと考えてください。

 

 

しかし、近年、大きな地震が続いています。

 

宮城県そして仙台市に大きな被害を及ぼした

 

東日本大震災においては地すべりや液状化に

 

よって住宅に被害が生じています。

 

 

一般的な地盤改良工事は、いつ発生するか

 

分からない自然災害に備えてるレベルで

 

行っているとは言えません。


高額な費用をかけて地盤改良したのに


安全性を高めるために、高額な費用をかけて

 

鋼管杭工法を用いている住宅があります。

東日本大震災の時に、傾いてしまった家が

 

沢山ありましたが、しっかりとした鋼管杭

 

工法の施工であったことで家は傾きません

 

でした。

 

 

しかし、液状化により周りの地盤が下がっ

 

てしまったのです。道路も下がってしまい

 

ます。

 

 

結果として住宅が浮いている感じになりま

 

した。

こうなってしまうと家を簡単に下げること

 

が出来ません。

 

 

そのため宅地内に盛り土をすることになり

 

ます。その他にも屋外給排水配管やガス配管

 

などの布設替え工事が必要になります。

 

 

隣地側に土留め工事が必要になる場合もあり

 

ます。

 

 

建物が傾かないようにするため、高い費用を

 

かけて地盤改良し、

 

そして今度は修復費用に数百万円の費用が必

 

要になりました。

 

 

地盤補強工事をせずに建築して、地震で傾い

 

た家を傾き修正工事をした方が費用が少なく

 

すんでいたかもしれません。

 

 

これからも宮城県仙台市には大規模地震の

 

発生が予想されています。家を傾かせない

 

と頑張るよりも、家は傾くものとして考える

 

ことも必要かもしれません。

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

 

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