太陽光発電設備はいずれ使えなくなります 仙台不動産情報ライブラリーcolumn200

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

太陽光発電設備はいずれ使えなくなります

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


到来する太陽光発電設備の処分時期


平成24年7月から開始した再生エネルギー

 

の全量買取制度によって、大量の太陽光発電

 

設備が普及していきました。

 

 

設置してからしばらくは、お得な状況に満足

 

し続けられることでしょうが、太陽光発電設

 

備は劣化し使用できなくなる日が必ず到来し

 

ます。

 

 

その時に、どうしますか


太陽光発電設備の撤去処分費用


太陽光発電設備を撤去するとして、

 

どのようにするのか把握していますか。

 

 

太陽光発電設備を撤去処分するには、産業廃

 

棄物として所定の手続きを取らなければなら

 

ないのです。

 

 

生活ゴミのように行政によって無料で回収

 

してくれる訳でも無く、粗大ゴミとしての

 

処分でもありません。

 

 

次の図は、住宅用太陽光発電設備の撤去費用

 

を調査したものです。

 

 

図1は、建物解体業者による撤去費用です。

図2は、住宅用太陽光発電設備の施工業者

 

による撤去費用です。

(図は環境省資料より引用)

 

いずれもどのような方法にて撤去をして、

 

その後の産業廃棄物として処分をしている

 

かまでは把握できていません。


太陽光発電設備撤去後の屋根のメンテナンス


また、撤去した後の屋根の状況による問題

 

があります。重たい太陽電池モジュールを

 

屋根に固定していた金物等を撤去した後の

 

屋根面の処理をどうしているのかが不安な

 

ところです。

 

 

長い期間にわたって太陽電池モジュールの下

 

になっていた屋根面が劣化していないとは考

 

えられません。

 

 

撤去後に屋根を葺き替えるのであれば、建物

 

の構造に影響を及ぼすような状況を回避でき

 

るものと考えます。

 

 

そうでない場合には、何らかの対策が必要に

 

なります。

 

 

急速な太陽光発電設備の普及によって、同時

 

期に交換時期が到来します。

 

 

交換するのか、使えなくなった太陽光発電設

 

備をそのまま放置しておくのか、それとも

 

撤去するのか、いずれかの選択が必要になり

 

ます。

 

 

撤去後の産業廃棄物処理の需要増により、

 

撤去費用が安くなるのか、それとも高くなる

 

のか、これまでの産業廃棄物処理費用の推移

 

から考えると高くなるものと思います。

 

 

太陽電池モジュールには複数の種類があり、

 

その中にはカドミウムを原料とする薄膜型

 

モジュールや鉛・銅などを原料とする薄膜

 

型、単結晶シリコンなどの薄型モジュール

 

など種類に応じた処分が必要になります。

 

 

様々な物質が使われてるため、撤去運搬時に

 

破損により含有物質が流失することを環境省

 

は懸念しています。

 

 

もしも需要獲得競争により処分費が安くなっ

 

ていった場合に、安さで競争する業者が適切

 

な処理を維持できるのか、不法投棄が増えて

 

しまうのではないかと不安を感じます。

 

 

これから太陽光発電設備を設置される予定の

 

場合には、後々の費用等も必要になることを

 

考慮して検討されることをおすすめします。

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

 

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