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宮城県の住宅は国が認定する住宅が少ない? 仙台不動産情報ライブラリーcolumn199

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

宮城県の住宅は国が認定する住宅が少ない?

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


日本の住宅はつくっては壊すもの


日本の住宅は「つくっては壊す」

 

スクラップ&ビルド型が主流でした。

 

 

それが、時代の変化により

 

「いいものを作って、

 

きちんと手入れをして長く大切に使う」

 

というストック活用型社会への転換が

 

求められるようになりました。

 

 

平成20年に

 

「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」

 

が施行され、長期にわたり良好な状態で使用

 

するための措置がその構造及び設備に講じら

 

れた優良な住宅を認定する制度がスタートし

 

たのです。

 

 

次の図は、国土交通省が令和元年5月31日

 

に公表した長期優良住宅の認定実績の一覧

 

です。

(国土交通省資料より引用)


長期優良住宅が100万戸を突破!


新築一戸建の状況が、初年度が56,146戸

 

であるものの2年目から10万戸前後で推移

 

しています。

 

 

制度施行から10年で、やっと100万戸を

 

突破しました。

 

 

長期優良住宅は、新築全体の1割前後程度

 

に留まっており、認定される長期優良住宅

 

の需要が増加していかないのは、住宅業者

 

が住宅取得者に対して積極的に提案してい

 

ないことも背景にあるかと思います。

 

 

「つくっては壊す」住宅の方が、つくり

 

やすいことや価格を抑えられることなど

 

から、相見積など競合が多い住宅業界に

 

おいては必然なのかもしれません。


住宅業者独自基準の住宅で安心できますか


国が推進している長期優良住宅制度は、

 

決して完璧な住宅とは言えません。

 

 

しかし、認定を受けるための基準が用意

 

され、認定された住宅には様々な優遇制

 

度を設けられています。

 

 

住宅業者独自の基準で作られている住宅

 

よりも安心ではないでしょうか。

 

 

認定長期優良住宅は建築費用や設計や手続

 

き費用等のコストアップになりますが、

 

人生100年時代にあって、築20年~25年

 

で壊す住宅よりも良質な住宅で生活する方

 

が望ましいのではないでしょうか。

 

 

長期優良住宅がどのような住宅なのか、

 

あまり知られていませんが、家を購入する

 

前にじっくりと長期優良住宅について

 

学習していただき、一般的な住宅にする

 

のか、長期優良住宅にするのか、それ

 

とも他の住宅にするのかを検討されること

 

をおすすめします。

 

 

ちなみに宮城県の実績については、

 

次の図のようになります。

 

宮城県も長期優良住宅の実績は多くあり

 

ません。

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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