「実家じまい」を早急に 仙台不動産情報ライブラリーcolumn1116

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

「実家じまい」を早急に

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


実家が負債に変わって行く時代へ


この13日(令和5年12月13日)に施行

された空き家対策特別措置法によって

実家の固定資産税が6倍になる方向へと

動き出しました。

 

その原因は空き家が増加する一方なため

所有者に対応をさせようとする狙いです。

 

固定資産税には住宅用地特例があり、

一定面積以下の住宅用地は1/6に減額

されています。

 

空き家を放置したままの所有者に対し

て、その特例を廃止するということで

す。

 

 

今回の法改正ではすべての空き家に適用

する訳ではありあせん。

 

放置したままで特定空家(緊急性に鑑み

て周囲に著しい悪影響を及ぼす空き家)

になる恐れがある空き家(管理不全空

)に対しての措置です。

 

 

使用目的のない空き家が2018年で349

万戸になっています。30年前の1998

年で182万戸だったのが1.9倍に増加

しているのです。

 

2030年には470万戸になると推計され

ており、使用目的のない空き家が特定空

家になってしまうことを防ぐ狙いがあり

ます。

 

 

相続等により空き家を所有している場合

には以下の注意が必要です。

 

・実家の状態を確認し、特定空家に該当

していないかを判断する。

・特定空家に該当している場合には、市

区町村から指導や勧告を受ける可能性が

あるので行政の窓口にて対応方法を確認

する。

・空き家対策に関する情報収集を行い、

専門家へ相談するなど対応する。

 

行政によっては空き家を活用するための

支援策を用意している場合があります。

積極的に支援策を活用して空き家の有効

活用になれば、先のことに対しての不安

が軽減されることでしょう。

 

 

建築物も工作物も工事中から劣化が始

まっています。物である以上、これは

避けようがありません。劣化が進むこ

とによりその物の利用価値が陳腐化して

しまいます。

 

財産であった不動産が負債化していく

のが空き家です。

なるべく早めの対策そして対応、つま

りは実家じまいが必要な時代なのです。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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