
こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しているスイコーの澤口(一級建築士、宅地建物取引士)です。
本日は
建築年度で中古物件を選ぶポイント
81-00木造戸建住宅は要注意
これからは新築住宅を建築するよりも中古住宅を購入した方が、生涯居住費負担を軽減しつつ安全快適な生活を実現させる時代です。
仙台市は中古マンション、中古戸建住宅の売却物件が次から次へと出てくるので購入者は数多くの物件選択肢があるので好環境です。
ただし、その際に物件選択の際に見落としてはいけない重要なポイントが耐震性です。
住宅の耐震性能は同じじゃない
これまでに宮城県内では大きな地震が何度も発生しており、これからも大きな地震が発生すると予測されているからです。
大地震により建物に被害が生じて避難所生活、仮設住宅生活となったら大変かと思うのですが、
「うちは大丈夫」
「その時は仕方ない」
「長生きしないから」
というような理由にてご自宅の地震対策に無関心な方が結構多いのです。
中古住宅選びに耐震性を考慮する
そのようなノリで中古物件を選ぶのではなく、少なくとも建築した年代で建物の耐震性を把握しつつ不安がある場合には、十分な調査にて安全性を確認することが望ましいのです。
次の図表は、建築年度で耐震性をチェックするものです。

(出典:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)
特に1981年から2000年までに新築された戸建住宅物件は慎重に選ぶことが必要です。
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中古を買ってリノベという
新しい住生活スタイル
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(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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営業同行と昔話
昨晩、営業同行をしました。
私が突然に訪問したので、お客様は驚かれておりました。
お客様は以前からの知り合いです。
久しぶりにお会いしたので、懐かしさを感じながら会話をしている中で、
お客様より『社長に会わせたかった!』と言われました。
社長とはお客様のお父さんのことで、何故なのかと思ったら、昔、ご実家でアパートを新築された時に、当社で水道工事をさせて頂いており、その時の行っていた配管方法にえらく感心されていたからとの事です。
その配管方法とは、会社の作業場で水道管で組み立てられるように切断し、ねじ山を立ててから、現場へ持って行って組み立てる方法の事です。
その当時はかなり忙しかったので効率化を図るために私が職人に指示して実現させていた方法です。
通常の配管方法は現場で各部屋毎に採寸して、配管図を作成し、現場でパイプを切断してねじを立て組み立てるという流れで行います。
アパートは間取りが同じ場合が多いので、理屈では一部屋の採寸をすれば、同じ長さにパイプを切断していけると考えるのですが、なかなか思うようにいかないケースがありました。
まして、現場での採寸を行わずに縮尺1/50の図面から配管寸法を割り出し作業場でカットして、それを現場で組み立てるというのは普通では行われない方法でした。
当時は次々と新築が建っていく時代だったので、とても忙しく、現場も突貫工事ばかりで、大工さんが配管が終了しようがしまいが関係なく床下地を張り上げてくるという状況下であり、大工さんと競争しながら配管を進めていかねばならず、また現場も資材であふれているので、配管を準備する作業スペースもほとんどなく、非効率的な形になっておりました。
忙しくなればなるほど、作業効率が悪くなるという悪循環でした。
それを断ち切ろうと、知恵をしぼって、プレ配管と銘うって職人さんに指示したのです。
しかし、職人さん達はその指示をとても嫌がりました。
『図面から採寸して作って現場へ持って行っても、すんなり収まらなくて切り直ししなきゃなくなるから、帰って手間が増えるべや』って感じです。
今までずっとやってきた手慣れたやり方を変える事にかなりの抵抗を示しました。
はなっから出来ない理由ばかりを述べていました。
でも、私はがんとして譲らずに、つきっきりでさせてみました。
100%の配管を作業場でしようと考えるから無理なのであって、図面と現場との誤差を吸収できるような配管を作成しておけば、現場の作業が早くなると確信していたからです。
いやがる職人さんに無理矢理一軒を行わせみたら、職人さん達も理解を示すようになり、次の現場から自信を持って実施してくれるようになりました。
その結果、現場での作業時間が短縮し、とうぜん作業場での作業効率も高く、また、雨天時には現場へ行かないで、作業場でまだ未着工の現場の配管の準備を行うというように無駄な時間をかなり短縮できるようにまでなりました。
だいぶ昔の話です。
お客様から言われるまで、忘れていたことです。
社長さんはガス設備の会社も経営されていらっしゃるので、配管についてはかなりお詳しいかたなのだと思います。そのプロに、自分が行わせていた方法を認められていたとは全く知りませんでした。
当時はその配管方法を行っていても誰からも褒められることなどなかったので、月日の経つ内に記憶の彼方に消え去っていました。
昨日、自分の知らなかったエピソードをお客様から教えて頂き、思いがけない事実にとてもうれしく感じました。それもじわじわとうれしさが増してくる思いです。
これからのとても励みなります。ありがとうございました。
2006年2月14日ブログより