違反建築を買ってはいけない 仙台不動産情報ライブラリーcolumn74

こんにちは! 仙台市のワクワク系

不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

違反建築を買ってはいけない

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


○違反建築物が流通しているの?


中古住宅市場には、違反建築の物件が存在して

 

います。

 

 

個人間売買の場合には、市場価格より安めだか

 

らと思って購入したところ、違反建築だったな

 

んてこともありえます。

 

 

不動産業者の仲介でも必ずしも違反建築の物件

 

がないとも言い切れません。


○違反建築物になってしまう工事


 

違反建築になっている物件の要因のひとつに

 

増築があります。法令で定められている大き

 

さ以上に増築することが違反なのです。

 

 

建物の大きさ(面積)を規制しているのが建

 

ぺい率と容積率です。

 

 

建築基準法では10㎡未満の増築は建築確認

 

申請が必要ありません。そのため10㎡未満

 

だから問題ないと無頓着に増築してしまい、

 

建ぺい率を超えているケースがあるのです。

 

 

図1のような2階建て住宅があるとします。

 

第1種低層住居地域内に建ぺい率・容積率

 

の限度いっぱいで建築してあります。

 

そこへ図2のように3坪の増築をしたとす

 

ると違反建築になるのです。


○違反建築物を購入したのちに


違反建築物であることを行政が把握した場合

 

等には、何らかの指導等の動きがあるかもし

 

れません。

 

 

部屋数が多いことで中古住宅を購入したの

 

に、生活していたら違反状況の是正を求め

 

られたりしたら大変ですよね。

 

 

 

また、今度は売却しようとした際に、違反建

 

築物として買い手がつきにくいということも

 

あるかもしれません。


○違反建築物を見極めるには


新築時に工事完了の検査済証を受けていない

 

物件もまれにあります。この場合にも違反建

 

築になっているかもしれません。

 

 

業者の営業マンの言葉を鵜呑みにせず、「安

 

心R住宅」認定制度やインスペクションなど

 

を活用し、物件の情報開示を求めることで

 

違反建築物ではないかを確かめられることを

 

おすすめします。

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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