10年前のことで忘れ去られ、放置したままだと危険 仙台不動産情報ライブラリーcolumn60

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリーを運営していますスイコーの澤口です。

 

本日は

10年前のことで忘れ去られ、放置したままだと危険

 

というタイトルで情報配信をしたいと思います。

 

 

○10年も過ぎると忘れ去られるのも必然?


リビングの天井って意識して見ることって少ないですよね。床に寝っ転がって見上げることがあってもいつもと変わりなければ注意して天井を眺めることなどないかと思います。そんな天井に10cm程の丸い突起物が着いていますよね。あれって何だか覚えていますか?

そうです、住宅用火災警報器です。2006年6月1日に改正消防法が施行されて設置が義務化されました。その当時は、家電量販店やホームセンターの店頭に住宅用火災警報器のパッケージが山積みになって販売されていました。

○住宅用火災警報器の維持管理について


さて、その住宅用火災警報器ですが、設置後はずっと火災を感知するため作動しています。しかし、その電池の寿命の目安は約10年とされています。電池切れしていると「いざ」という時に作動しません。

 

「火事を起こさないから」「火の元はいつも注意しているから」などの理由で住宅用火災警報器がなくても大丈夫と決めつけるのは危険です。左図は平成29年中の火災件数です。出火件数39,373件中約3割が住宅火災となっています。そして右図は平成29年中の火災死者数です。死者数1,456人中約7割が住宅火災にて亡くなられています。

 ○住宅用火災警報器の効果


次の図は平成27年から平成29年までの3年間における失火を原因とした住宅火災について、火災報告を基に、住宅用火災警報器の効果を分析したものです。「住宅火災100件当たりの死者数」「焼損床面積」「損害額」いずれも約半減しており、住宅用火災警報器を設置すれば、火災発生時の死亡リスクや損失の拡大リスクが大幅に減少している資料となっています。

 

天井に取り付けている小さな機器ですが、「いざ」という時にとても大きな役割を果たしてくれます。住宅用火災警報器には点検ボタンもしくは点検ひもがついています。定期的にボタンを押すか、ひもをひっぱって警報が作動するか確かめて下さい。

 

反応がなかったり、故障なのか電池切れなのか分からない場合には、取扱説明書を確認するか、メーカーに問い合わせて見て下さい。設置後10年以上経過している場合には交換されることをおすすめします。

(引用:総務省消防庁資料より)

 

 

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(運営:株式会社スイコー)の澤口(さわぐち)でした。

 

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