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屋根にブルーシートかけ 仙台不動産情報ライブラリーcolumn851

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

住宅が地震被害を受けると

屋根にブルーシートかけ

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


かかりつけの家守りとしての工務店


大きな地震が発生する度に

住宅の瓦屋根に被害が生じています。

 

2月13日の福島県沖地震(M7.3)に

より宮城県の山元町では

『東日本大震災よりも揺れが大きかった』

と話されている方がいました。

 

実際に屋根瓦のくずれた家屋が

数多くあった様子です。

 

定休日の17日に行ってみたところ

ブルーシートで応急処置をしていない

家屋の方が多い印象でした。

 

 

 

そのブルーシートですが、

風で飛ばないように設置する

工夫が必要です。

 

 

かなり丁寧に

ブルーシートを掛けても

余震により屋根の瓦も揺れ動き

 

ブルーシートを抑えているロープが

緩んでしまうことがあるのです。

 

そしてブルーシートは、

あくまでも応急処置だということです。

 

 

東日本大震災の時には、

1年過ぎても

屋根の修理が出来ていない

家屋がありました。

 

これは、他の地域にて

発生した大きな地震の後でも

同じような現象になっているのですが、

 

日本の家屋において

瓦屋根が減少したことで

瓦を屋根に葺く瓦職人が

 

激減していることが

その要因になっています。

 

 

また、雨が降ったり

雪が降ったりすると

屋根の上での作業をしません。

 

 

そうでなくても

落下事故が起こりえる

危険度の高い仕事です。

 

力仕事でもあります。

 

夏は暑さに晒され

冬は冷たい風に晒されます。

 

 

過酷な作業なのに

一人前として活躍していても

自らの家を建てることが出来る

職人は多くありません。

 

 

このような状況なので、

大地震や台風などで

屋根に被害が生じても

 

なかなか修繕が進まない

という状況なのです。

 

 

職人の視点からすると

年間を通して作業を行える

日数が限られることから

 

稼働できる日に遊びにならない

ように仕事を埋める必要があります。

(遊びにならないとは、仕事をしたく

ても行える仕事がない状況)

 

そのためには安定的に仕事の依頼を

してくれる発注先を確保するか

 

または毎日にように新規のお客様から

続々と依頼が入ってきて

受ける仕事を選べる状態であるか

 

のどちらかになります。

 

 

屋根瓦の職人に限らず

住宅建築に関わる職人で

 

新規のお客様から次々に仕事の

依頼が入ることは

ごく限られた職人だけなので

 

安定的に仕事の依頼がある発注先の

仕事を優先的に受けるのが生活の

維持に必要ということになります。

 

 

このような事情もあるので

自然災害により

瓦屋根が被害を受けた場合には、

 

修繕がなかなか進まないという

ことになるのです。

 

 

かかりつけの病院と同じように

住宅全般について対応力のある

家守り(いえまもり)としての

工務店があると安心なのでは

ないでしょうか。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

何かご不明な点等は

お気軽にご連絡ください。

Tel:022-374-0011