こんにちは！　仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

本日は

住宅のお住まいのみなさんへ

地震で水道管破裂

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。

戸建住宅は維持管理・更新の容易性の高い家が安心

阪神淡路大震災から26年が

経ちました。

神戸市内の給水（水道）の復旧

作業の支援に行き、戸建住宅を

1軒ずつ職人と2人にて訪問

していきました。

その時に驚いたのが

家の中の配管が塩化ビニル管

だったことです。

仙台のように凍結することが

ないため材料費が低く抑えられ

そして施工が簡単だからなの

でしょう。

しかし、塩ビ管なので強度が

弱いため折損している家が

多数でした。

仙台市も1978年宮城県沖地震

により数多くの家で水道配管が

壊れてしまったそうです。

そこで仙台市独自の地震対策の

配管方法が確立されていきました。

現在は適用されていませんが、

しばらくの間、屋外から屋内に

入る水道立ち上がり部分に

メカニカルエルボという特殊な

継ぎ手を使うことが義務づけられ

ていたのです。

大地震が発生し、建物が揺れて

配管が折れそうになった場合に

メカニカルエルボの所で配管が

外れることで折れることを防ぎ、

復旧修繕が軽微で済むという

仕組みです。

東日本大震災の時にも水道管

の折損が発生していましたが、

地震の震動が戸建住宅に及ぼす

キラーパルスではなかったため

か、水道管折損被害は甚大に

はなっていません。

また、近年の住宅の配管方法も

地震の揺れに対して配管が壊れ

にくくなっていることもあると

考えられます。

しかし、エコキュートの倒壊が

多くありました。

しっかりとした基礎工事をして

ボルト固定していても

倒れてしまったという事例も

ありました。

大地震が発生すると断水になる

ことがあります。

水道本管が復旧しても

宅地内の水道管が壊れていると

水道は使えません。

築20年を超えてくると

漏水が発生することがあります。

水道の検針時に漏水していると

指摘されたという相談を

顧客様より受けることが

よくあります。

漏水の状況によりますが、

まずは緊急的に漏水修理を

行うのが一般的です。

水道配管が全般的に経年劣化

している場合には、漏水した

部分を修理しても他の場所から

新たに漏水が始まるケースが

少なくありません。

配管全体に水圧がかかっており

配管の弱くなった部分から

壊れて漏水が始まるからです。

そのような配管状態で

大規模地震により水道管が壊れると

配管全体の布設替えが必要に

なる可能性が高くなります。

その場合には、断水が終わっても

更にしばらく水が使えない日が

続くということになりかねません。

現代の日本での家庭生活において

水とお湯は出て当たり前、

排水は流れて当たり前です。

ゆえにその当たり前が当たり前で

なくなった時の不自由さは

とても大変に感じてしまうものです。

そのような不自由さを軽減するため

の住まいづくりが一般的に

なりつつあります。

それは長期優良住宅という

住まいづくりにです。

その長期優良住宅の認定を

受ける項目のひとつに

維持管理・更新の容易性

という評価項目があるのです。

この基準に適合した設備配管等

であれば、従来の設備配管より

もメンテナンスがし易く、

更新（配管の交換等）し易いと

いうことになります。

新築を購入する場合

中古住宅を購入する場合

ご自宅をリフォームする場合

に維持管理・更新の容易性

についてどのような仕様に

なっているのかをご確認下さい。

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

（運営：株式会社スイコー）の

澤口（さわぐち）でした。

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