あえて古い団地を狙う 仙台不動産情報ライブラリーcolumn647

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

将来、住替えを考えている人向け

 

あえて古い団地を狙う

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


立地で居住先を考える


前回記事のつづきです。

 

平成30年住生活総合調査結果

「今後の住み替え意向

-新築住宅か、既存(中古)住宅か」

 

では

(出典:国土交通省公表資料より)

今後の住み替え意向のある世帯

 

のうち住み替え先が

 

新築住宅それとも

 

既存(中古)住宅なのかを

 

調査した結果です。

 

 

現在持ち家に住んでいる世帯は

 

平成30年調査で住み替え先が

 

新築住宅54%

既存(中古)住宅15%

 

です。

 

 

既存(中古)住宅を

 

希望する世帯が、

 

10年前の3%から

 

5倍に増加しています。

 

 

現在借家に住んでいる世帯は

 

平成30年調査で住み替え先が

 

新築住宅44%

既存(中古)住宅22%

 

です。

 

 

既存(中古)住宅を

 

希望する世帯が

 

約3倍に増加しています。

 

 

住み替え先への希望に

 

新築が多いものの

 

既存(中古)住宅でもよい

 

と考えている世帯が

 

増加しているのが、

 

この調査結果のポイントです。

 

 

昭和から平成にかけて

 

仙台市内そして周辺市町には

 

住宅団地が数多く造成されて

 

いきました。

 

 

家を購入した子育て世帯が

 

移住してきて10年くらいは

 

子供が増えていき

 

小学校、中学校とクラス数も

 

増えそして商店街も

 

賑わっていきます。

 

 

しかし30年を過ぎた団地は、

 

子供が減少し

 

小学校では学年1クラスという

 

状況も発生しています。

 

 

そして、空き家が増え、

 

住宅が解体されて

 

空き地がポツリ、

 

ポツリと増えていく

 

団地もあります。

 

 

しかしながら、

 

古い団地であったとしても

 

新たな世代が流入して

 

少しずつ賑わいを戻しつつある

 

団地もあるのです。

 

 

新しく造成した団地は

 

魅力的ですが、

 

30年先がどうなるのか

 

これからの時代は更に

 

厳しい状況も予想されます。

 

 

立地という観点で

 

長期的に考えた場合には、

 

新しい団地よりも

 

古い団地の方が

 

もしかしたらいいかもしれませんね。

 

 

新築住宅にこだわらない

 

ということであれば

 

このような観点で

 

既存(中古)住宅を選択するのも

 

よいのではないでしょうか。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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