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構造計算状況について確認する 仙台不動産情報ライブラリーcolumn635

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

自宅の設計を頼む前のご家庭向け

 

構造計算状況について確認する

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


構造計算状況で買ってはいけない住宅がわかる


前回の記事の内容にある

 

4号建築物の構造適合判定を

 

行っていないことに

 

疑問を持たれる方が

 

いらっしゃいます。

 

 

そのようなケースに

 

『建築基準法にて定められている

ことなので』

 

『国会で国会議員による議決で

決まったことなので』

 

『国会議員が法改正をしないので』

 

のような回答で

 

ご納得いだけるはずもなく、

 

次のような説明にて

 

受け止めて頂いています。

 

 

戸建住宅の構造適合判定を

 

行わない理由のひとつに

 

すべての建築物に対して

 

構造適合判定を行おうとすると

 

時間的な諸問題が

 

増えてしまうことにあります。

(出典:国土交通省公表資料より)

この図は、構造計算適合性判定を

 

要する物件に係る平均の確認審査

 

日数の推移です。

 

 

平成20年3月から令和元年12月

 

までの資料になりますが、50日~

 

60日程度の日数を要していること

 

が分かります。

 

 

ここに4号建築物も加えてしまう

 

と果たしてどうなるのか?

 

 

前回の資料にあるように

 

構造計算適合性判定を行う

 

1号~3号建築物の約2倍の交付件数

 

がある4号建築物が増えるという

 

ことになります。

 

 

契約してから着工できるように

 

なるまでの日数が長くなることを

 

避けられません。

 

 

そして、諸経費や設計費用など

 

建築費用全般のコストアップに

 

つながることになります。

 

 

これはひとつの切り口による

 

4号建築物の構造計算適合判定が

 

なされないポイントですが、

 

このポイントだけで考えてみた

 

場合には妥当なのだろうと思う

 

のです。

 

 

いかがでしょう?

 

 

ただし、法令による構造計算

 

適合判定が行われないから、

 

構造計算がアバウトでよいという

 

訳ではありません。

 

 

これから購入する住宅の構造計算が

 

どのようにしてあるのか、

 

計算結果がどれほど安全なのか

 

などを確認する必要があります。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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