専門家は中古住宅の何を調査するのか 仙台不動産情報ライブラリーcolumn602

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

専門家は中古住宅の何を調査するのか

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


住宅業界で働いている人も知らなかったりする重要なこと


「一般の方に家を長持ちさせるには

どうすればいいと想いますか?」

 

 

と質問をすると

 

ちょっと困りつつも

 

「屋根とか外壁を塗装する」

 

と回答される方が一般的です。

 

 

メーカーや建材商社などの

 

住宅業界関係者や

 

施工する会社や職人でも

 

そのように思い込んでいる人が

 

結構多いのです。

 

 

かつて私もそのように

 

思い込んでいました。

 

 

お恥ずかしい話です。


中古住宅への関心度が高いのにボトルネックがある


中古リサイクルビジネスが

 

ネットでも簡単に行える

 

ようになり中古品に対する

 

抵抗感がかなり薄れてきた

 

こともあって

 

住宅においても戸建やマンション

 

の中古住宅市場への注目度が

 

高くなっています。

 

 

とは言っても

 

住宅は高額な買い物です。

 

 

田舎の空き家でボロボロに

 

なっていてDIYにて住めるように

 

リフォームしていくという家庭も

 

増えつつあるようですが、

 

一般的には自ら修理するとか

 

リフォームするという人は多く

 

ありません。

 

 

住宅ローンを組んで中古住宅を

 

購入したのに数年で住めなくなっ

 

たりしたら元も子もありません。

 

 

従来の一般的に普及してきた

 

新築住宅であれば30年から35年

 

程度の寿命だったのでローンは

 

完済しているのでいいかもしれ

 

ませんが、中古住宅が5年とか

 

10年しか住めないとなると

 

ローンが残ったまま新たな

 

住まいへ移住するというのは

 

負担感が重すぎます。

 

 

このような懸念がボトルネック

 

になっているのです。


専門家は住まいを長持ちさせるポイントを診る


宅地建物取引業法が改正され

 

中古住宅の売買において

 

既存住宅状況調査制度が設け

 

られたのです。

 

 

つまり、国が定めた基準を元に

 

既存住宅状況調査技術者が調査

 

して、中古住宅の現状を明らか

 

にしていくことで、その中古住

 

宅の程度を判断できるように

 

しているのです。

 

 

このことから分かるのは、

 

建物を長持ちさせるポイントが

 

あって、既存住宅状況調査技術者

 

という専門家が診ているポイント

 

があるということです。

 

 

それは、屋根の塗装とか外壁の

 

塗装のことではないのです。

 

 

こことても重要なポイントです。


既存住宅も長持ちさせるのに重要なポイント


中古住宅売買において専門家が調査

 

するポイントは、既存住宅の

 

性能を向上させたり長持ちさせる

 

上で調査するポイントと重なります。

 

 

国もその後押しをするために

 

長期優良住宅化リフォーム推進事業

 

などの制度を設けて補助金を活用し

 

たリフォーム工事を薦めています。

 

 

それには、対象になる工事と

 

対象にならない工事が

 

明確に区分されています。

 

 

屋根塗装リフォーム工事や

 

外壁塗装リフォーム工事についての

 

補助金制度は現在制度として

 

用意されていないことからも

 

家を長持ちさせる上において

 

優先度・重要度の違いがある

 

ことをお分かりいただけるの

 

ではないでしょうか。

 

 

詳しいことは、

 

国土交通省のHPにて調べること

 

が可能です。建築士事務所登録

 

している工務店やリフォーム店で

 

あれば説明可能だと思います。

 

 

また、当社主催のセミナーでも

 

家を長持ちさせるためのポイント

 

やコツをお伝えてしているので

 

参考にしてください。

 

 

 

 

仙台市内で活動する

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(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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