リフォームしたら赤水が 仙台不動産情報ライブラリーcolumn592

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

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スイコーの澤口です。

 

 

本日は

リフォームしたら赤水が

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


蛇口からの水に色がついている


見慣れているとは言え、

 

見る度に「うわっ」と思うのが

 

水道配管内の赤さびです。

 

 

近年の新築工事では、使用する

 

ことがなくなりましたが、

 

水道の配管に鉄管を使うのが

 

一般的でした。

 

 

近年では少なくなったものの

 

仙台では、冬期に水道管が

 

凍結することがあります。

 

 

鉄管の場合には、凍結しても

 

解氷しやすいために

 

長年使用されてきたのです。

 

 

鉄は性質上錆びてしまうため、

 

錆びにくいように素材や施工方法

 

が改良され続けてきましたが、

 

老朽化等により錆びてしまいます。

この写真は、水道管の老朽化に

 

よる漏水したものです。

 

 

錆びによる浸食が激しくなり

 

水圧に耐えられなくなり

 

漏水し始め穴が大きくなって

 

いったようです。

 

 

このような漏水修理を行うと

 

配管内に落ち着いていた錆びが

 

動くため、赤水が発生しやすく

 

なります。

 

 

しばらくすると無色透明に

 

なりますが、配管内の錆びが

 

消えてなくなる訳ではありません。

 

 

この現象は、漏水修理の時ばか

 

りではなく、リフォーム工事後

 

にも発生する場合があります。

 

 

赤水が発生し、配管内に錆びが

 

あると水道を使えないのでは

 

ないかと思われるお客様が

 

いらっしゃいます。

 

 

水道法には水質基準項目が定め

 

られています。その基準値

 

(51項目)の中には錆びという

 

項目がないのです。

 

 

関連する項目としては、

 

「濁度」や「色度」という見た目

 

の透明性や「鉄及びその化合物」

 

として鉄の量が0.3mg/L以下と

 

いう基準での判断になります。

 

 

どうしても心配という場合には

 

水質検査を行うことで確かめる

 

ことも可能です。

 

 

漏水修理やリフォーム工事により

 

赤水が発生した場合で、お客様の

 

ご希望により水質検査を実施した

 

限りにおいては、不適合になった

 

ことはありません。

 

 

安心されますが、その後には

 

そこまで行う必要はなかったと

 

思われるようです。

 

 

中古住宅そして中古マンションを

 

購入する場合には、

 

既存の配管設備の維持管理状況が

 

どのようになっているのかを

 

調査できるのであれば

 

オススメします。

 

 

 

 

仙台市内で活動する

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澤口(さわぐち)でした。

 

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