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大雪で家がつぶれてしまうのは 仙台不動産情報ライブラリーcolumn71

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリーを運営していますスイコーの澤口です。

 

本日は

大雪で家がつぶれてしまうのは

 

 

というタイトルで情報配信をしたいと思います。

 

 

○仙台が雪国に?


この季節、東京へ出張に行くと

 

「雪で大変ですか?」とよく聞かれます。

 

「雪はそんなに降らないですよ」と答えると、

 

微妙な反応になることが多く

 

「ご心配下さってありがとうございます。」

 

と応えると笑顔になられます。

 

東北や仙台をあまり知らない人にとって

 

どうやら仙台は雪国というイメージが強いみたいですね。

 ○どうして雪下ろしをしなければならないの?


寒波来襲で大雪になると

 

県内でも雪下ろしでの事故のニュースが流れたりします。

 

どうして屋根から雪下ろしをしなければならないのか?

 

雪の重さで屋根が壊れてしまうから!

 

家がつぶれてしまうから!

 

と何となくイメージしますよね。

 

でも、具体的に理解している人は

 

住宅業界で仕事している人の中にも

 

分からない人が少なくないのです。

では実際にどれほどの重さになるのか

 

屋根の上に積雪が2mになった場合には、

 

図のように力士(体重200kg程度)が

 

屋根全面に載っているような感じです。

 

屋根全面にですよ!

 

もしもリビングに体重200kgの力士が

 

ギューギューづめで入ったとしたなら

 

床が抜けてしまいそうな気がしませんか?

 

 

 

仙台市で屋根に2mもの積雪になることは、

 

まぁないでしょうけれども

 

多雪地域では、雪下ろしが必要な理由を

 

数値にこのようなたとえを重ねてみると

 

雪って想像以上に重いということを

 

お分かりいただけたでしょうか?

○宮城県での屋根についての積雪の基準について


宮城県で規定されている建築基準法施行細則には

 

「第12条第2項

 

多雪区域における積雪の単位重量は、

 

積雪量1cmごとに1平方メートルにつき、

 

垂直積雪量が1m以上2m未満の場合については、

 

垂直積雪量に10Nを乗じた値に10Nを加えた数値以上、

 

垂直積雪量が2m以上の場合については、

 

30N以上としなければならない。」

 

とあります。

 

この30Nが1平方メートルあたりに

 

300kgの重量がかかっているということです。

 

現在は、この基準によって新築されています。

 

しかし、この規定は最低限の基準でしかないのです。

 

住宅会社・工務店がどのような基準で設計し施工しているのかで違っています。

 

実はこれ、鉄骨だからとかヒノキを使っているから強いというのとは違う次元の話なのです。

 

 

仙台市内で活動する仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の澤口(さわぐち)でした。

 

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Tel:022-374-0011

 

 

 

 

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