住宅ローン審査における既存借入金額の扱い 仙台不動産情報ライブラリーcolumn4

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント 

仙台不動産情報ライブラリー

を運営している

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

住宅ローン審査における既存借入金額の扱い

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


住宅ローン審査に影響を与えるものとは?


 

長く低金利時代が続き、金利が低いのが当た

 

り前な感覚になっていてカードショッピング

 

やクレジットでの購入を気軽に行ってしまい

 

ます。金利が高かった頃は、金利分の額面を

 

見てもったいないと思うと購入することをあ

 

きらめたものでしたが、この感覚の差は何な

 

のでしょう。

 

 

人生で一番高い買い物と言えるのが住宅購入

 

です。現金払いで新築される方がまれにいら

 

っしゃいますが、多くの方が住宅購入にあた

 

って「住宅ローン」を利用します。住宅ロー

 

ンの利用には金融機関による審査が必要なの

 

ですが、重要となるのが「金融機関は自

 

分をどう評価するのか」という考え方

 

です。

 

特に収入に余裕のない方や既存借入がある方

 

要注意です。

 

 

今回は住宅ローン審査における既存借入の影

 

響についてご説明いたします。既存借入があ

 

ると借入可能金額が大幅ダウン住宅ローンの

 

審査は収入に基づいて計算されます。

 

しかし、既存借入があると借入可能金額が大

 

幅にダウンして評価されてしまうのです。

 

 

例えば年収600万円の方が車のローンで毎月

 

3万円返済している場合、実効金利1.61%に

 

て計算すると、既存借入がなければ

 

最大5616万円まで借入可能です。

 

 

ところが月々3万円のローン返済を考慮する

 

と、借入可能額は4653万円まで下がってし

 

まうのです。

 

 

借入可能額4600万円は既存借入のない年収

 

500万円の場合の金額なので、たかだか月

 

3万円といえども年収が100万円ダウンする

 

くらいの影響となってしまうのです。

 


住宅ローン審査に影響を与える分割払いとは?!


 

ショッピングの分割払いも要注意です。

 

上記の例で、月々3万円の車のローンのほか

 

に、12万円のパソコンを3回の分割払いをし

 

ているとします。この時計算に考慮される既

 

存借入額は、36万円+10万円ではなく、

 

36万円+48万円(4万円×12ヶ月)として計

 

算されてしまいます。あくまで月々の返済額

 

の12ヶ月分という取り扱いになります。 


携帯電話も住宅ローン審査に影響を与える?


 

携帯電話だけで100万円も借入可能金額が変

 

わります。携帯電話・スマートフォンの機種

 

代を考慮されていない方が意外と多いです。

 

 

機種代を契約時に一括で支払わない場合は、

 

割賦販売になりますから、機種代も既存借入

 

に参入しなければなりません。たかだか月々

 

2000円~3000円ですが、これだけでも借入

 

可能金額が100万円近く変わってしまうので

 

す。

 

 

携帯電話・スマートフォンは機種代金分、毎

 

月の利用料金を引き下げるサービスが一般的

 

なので、ローンを組んでいる自覚のない方が

 

いらっしゃるのですが、住宅ローン審査では

 

きちんと計算されてしまうので注意が必要で

 

す。

 

 

携帯電話だけでなく、最近はローンを意識さ

 

せずに販売する手法が多くありますので、

 

月々の利用料金が発生しているものについて

 

は、それが割賦販売ではないかどうかをきち

 

んと確認しておきましょう。

 

 

収入に余裕のある場合(借入可能額よりも物

 

件代金が大幅に低い)はそれほど神経質にな

 

らなくても良いのですが、人によってはクレ

 

ジットカードのショッピング枠の分まで既存

 

借入として捉えられる場合もあるので、金融

 

機関がご自身をどのように評価するのかを知

 

ることは非常に重要です。


いずれにせよ、まずは早めの住宅ローン審査をおススメしています。


 

まずは住宅ローン事前審査からお金に関する

 

情報を正しく把握することが大切です。仙台

 

不動産情報ライブラリーを運営するスイコー

 

では物件探しにあたってまずは住宅ローンの

 

事前審査を実施することを推奨しています。

 

仙台市内の方の相談の中には、住宅が決まっ

 

てからの住宅ローン審査が未だに多く、出来

 

れば早めの審査をおススメしています。

 

 

ご自身の借入可能額を把握していないと適切

 

な価格判断ができないからです。同時に個人

 

信用情報調査も行います。実際に住宅ローン

 

事前審査の段階で上記の携帯電話なども問題

 

が明らかになるケースは少なくありません。

 

 

資産価値が下がりにくい賢い住宅購入のため

 

には、お金に関する正確な情報収集が欠かせ

 

ません。既存借入の有無は住宅購入の判断に

 

大きく影響します。仙台不動産情報ライブラ

 

リーを運営するスイコーでは複数の金融機関

 

よりお客様に選んでいただき、

 

 

最大いくらまで借り入れができるかの住宅

 

ローン事前審査を無料で承っています。

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)

の澤口(さわぐち)でした。

 

 

余談

 

個人的な話ですが、昨年、住宅ローンの返済

 

が完了しました。当初の金利が高かったので

 

ローンの借換をしてトータル27年間で返済。

 

借り換えした金利は最近の金利の倍近くでし

 

た。そのため27年間の金利返済総額は借入金

 

額以上になっています。最近の金利を見てい

 

るとため息が出るほどうらやましいと思って

 

しまいます。

 

 

 

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